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YOKOGAWAは、2021年に長期経営構想を抜本的に見直しました。ありたい姿を描くと同時に、それを実現するための事業のあるべき姿も定め、制御事業を担う部門を、これまでの製品・機能別の組織体制から、業種を軸とした組織体制に再編しました。

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YOKOGAWAの事業に影響を与える10年後に想定される環境変化として、自国第一主義の強まり、エネルギーの多様化、食料・水不足や資源枯渇の懸念、気候変動、先進国人口の高齢化、人口増加などさまざまな社会課題があります。また、テクノロジーの観点では、AI、クラウド、デジタルツイン、5Gなどの技術が進化し、これからは活用するだけでなく応用していくことが求められます。

このような事業を取り巻く環境の変化を踏まえ、YOKOGAWAは2021年に長期経営構想を抜本的に見直しました。長期経営構想は10年後の「ありたい姿」とその実現に向けた方向性を示すもので、社会に共通して求められる価値を提供することによって、YOKOGAWAの持続的な成長を目指す内容になっています。

この長期経営構想では、YOKOGAWAが磨き上げてきた技術・ノウハウや強みを生かせる事業領域を成長させるために、制御事業を担う部門を、これまでの製品・機能別の組織体制から、業種を軸とした組織体制に再編しました。業種別セグメントとして、エネルギー&サステナビリティ、マテリアル、ライフの3つの事業を設定しています。これはお客様の事業に沿った切り口であるとともに、持続可能で豊かな社会の実現に向けた解決すべき課題を軸としたものです。この体制で、お客様の潜在的課題やニーズを探り出し、ベストソリューションを提供します。

業種別セグメントトピックス

 

サステナビリティ目標の達成と企業としての成長を実現するために

YOKOGAWAは2050年に目指す社会の姿として、持続可能性の3側面である環境・社会・経済に対応する「気候変動への対応(Net-zero Emissions)」、「すべての人の豊かな生活(Well-being)」、「資源循環と効率化(Circular Economy)」から成るサステナビリティ目標「Three goals」を掲げています。

エネルギー&サステナビリティ、マテリアル、ライフの各事業は、サステナビリティ目標「Three goals」の達成を見据えた業種別セグメントです。エネルギー&サステナビリティは主にNet-zero Emissionsに、マテリアルはCircular Economyに、そしてライフはWell-beingにそれぞれフォーカスしています。

この「Three goals」の達成のために、社会・環境への貢献と企業価値を向上させるという2つの観点から、2030年までに達成をめざす持続可能な開発目標(SDGs)に大きく貢献していくためのテーマを抽出し、重点課題(貢献分野)としました。さらに、この重点課題を解決するためにYOKOGAWAが注力すべきビジネス領域とその領域ごとに指標と目標を設定しました。各セグメントが注力するビジネス領域とSDGsとの関係を明らかにし、企業としての成長とSDGs貢献の両面を考慮して事業を展開しています。

制御事業の業種別セグメント

制御事業の業種別セグメント
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3つの業種別セグメントで課題解決型ビジネスへの転換をスピードアップ

エネルギー&サステナビリティ、マテリアル、ライフの各事業は、課題解決型ビジネスへの転換をスピードアップし、それによる事業拡大を目指します。

エネルギー&サステナビリティ事業は、エネルギーの有効活用とサステナブル社会の実現に貢献し、地球環境を守る事業です。YOKOGAWAは、オイル&ガス、石油化学、再生可能エネルギー、電力、エネルギー・マネジメント・システム(EMS: Energy Management System)およびエネルギーストレージなどの分野において、現場の知見とお客様との信頼関係を生かし、多様化するエネルギーの生産、供給、利用、廃棄、リサイクルのバリューチェーン全体にわたって安全かつ最適な運用を支えます。

マテリアル事業は、便利で快適な物質社会と循環型社会の2つの特長をあわせ持つ社会の実現に貢献する事業です。YOKOGAWAは、高機能化学、バイオマスマテリアル、紙パルプ、繊維、鉄鋼、非鉄、マイニング、モビリティおよび電機・電子分野のお客様に、生産性向上、環境負荷の低減、エネルギーの効率利用を実現するソリューションを提供していきます。

ライフ事業は人々の命を支え、健康と安全を守る事業です。YOKOGAWAは、医薬品、医療に加え、誰もが安心して口にできる安全な水と食料の供給に貢献します。長年培ってきたセンシングや制御の技術で新製品の創出や生産プロセスの革新を支え、医薬品、食品分野のバリューチェーン全体の生産性向上を目指します。水分野では、遺伝子解析や科学機器で培った計測技術を用い、新しい価値を創出していきます。

2030年に向けた、3つの業種別セグメントが貢献する分野と関連するSDGs

2030年に向けた3つの業種別セグメントが貢献する分野と関連するSDGs
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グローバルに業種の拡大へ

YOKOGAWAは、30年前後にもなると言われるプラントライフサイクルを通じた長いお付き合いのなかで、お客様との深い信頼関係を築き上げてきました。YOKOGAWAは、それぞれの地域の良き市民として、地域とともに成長・発展することを目指し、61カ国に拠点を置き、200を超える国や地域でサービスを提供しています。業種セグメント体制をグローバルに構築し、さまざまな業種、ビジネス領域において課題解決型ビジネスの提案力を強化しています。

さらに、3つの業種別セグメントへ再編すると同時に、Center of Excellence(CoE)機能、システム開発機能、デリバリーの機能、サービス機能の4つの機能が共通して3セグメントを支える体制を構築しました。YOKOGAWAのお客様との関係を通じて培ったナレッジのグローバルな集約、そしてベストプラクティスを標準化し、それをもとに各拠点でお客様に幅広く提案します。この体制によりYOKOGAWAのソリューションをグローバルに展開して業種を拡大し、お客様の共通課題の解決を図ります。

業種拡大に向けナレッジ共有とベストプラクティス標準化を行うグローバルな業種軸体制

業種拡大に向けナレッジ共有とベストプラクティス標準化を行うグローバルな業種軸体制
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社会課題の解決をリードし、持続的な価値の創造へ

世の中のモノやコトの状態を知るためには、測ることが必要です。また、世界が直面している深刻な社会・環境問題は、もはや単独の組織やシステムで解決できるものではありません。状況を測り、さまざまな情報を共有し、組織やシステムを有機的につなぎながら解決への道を探っていく必要があります。

長期経営構想では組織再編とともに、10年後のYOKOGAWAの「ありたい姿」を端的に表現したVision Statementを見直しました。「自律と共生によって持続的な価値を創造し、社会課題の解決をリードしていきます。」という内容で、お客様の将来のあるべき姿をお客様と共に描き、それらを具現化するためにお客様をリードしていくという強い意志を込めました。社会やお客様をリードしていくために、YOKOGAWAがこれまで積み上げてきた業種ごとのベストプラクティスの情報の共有化・標準化を加速し、それらを深化、発展させながらさまざまな業種のお客様に幅広く提供していきます。

 

YOKOGAWAが実現すべき産業界や社会の姿は、それぞれが自律しながら連携した、共生型の産業界であり社会です。YOKOGAWAは、社会共通の課題を軸とした新たな事業構造で、この共生型の社会の実現と持続的な価値を生み出していくことによって、社会が抱える課題の解決に率先して取り組んでいきます。

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